Shopifyの注文確認メールや発送通知メールは、管理画面の「通知」設定から、ロゴ・色・文面を変えられます。コードを書かなくても、ロゴとアクセントカラーを入れるだけでお店らしい見た目になります。あわせて、送信元のメールアドレスの設定も見直しておくと、メールが届きやすくなり、お客様にも「どのお店からのメールか」が伝わりやすくなります。
この記事では、お店の人が管理画面だけでできる範囲を中心に、変えられることと手順、気をつけたい点をまとめます。
Shopifyの通知メールで変えられること
お客様に自動で送られるメール(注文確認・発送通知・キャンセルなど)は、Shopifyでは「お客様への通知」と呼ばれています。変えられるのは、大きく分けて次の3つです。
| 変えられること | どこで変えるか | コードの知識 |
|---|---|---|
| ロゴ・ロゴの大きさ・アクセントカラー | 通知設定の「メールテンプレートをカスタマイズ」 | 不要 |
| 件名・本文の文言 | 通知ごとの編集画面 | 少し必要(HTMLの中の文章を書き換える) |
| 送信元のメールアドレス | 通知設定の「送信者のメールアドレス」 | 不要(独自ドメインの認証で設定が要ることがある) |
ロゴと色の設定は、すべての通知メールにまとめて反映されます。メールごとに一つずつ直す必要はありません。
まずはロゴと色を入れる
最初にやっておきたいのは、ロゴとアクセントカラーの設定です。手順は次のとおりです。
- 管理画面の「設定」から「通知」を開きます。
- 「お客様への通知」を開き、「メールテンプレートをカスタマイズ」を選びます。
- ロゴの画像をアップロードし、表示する幅を決めます。
- アクセントカラーに、お店のブランドカラーを入れます。ボタンやリンクの色に使われます。
- 保存します。
ロゴは横長の画像のほうが、メールの上部に収まりやすいです。背景が透明の画像を使うと、メールの背景色となじみます。
アクセントカラーは、薄すぎる色を選ぶとボタンの文字が読みにくくなります。保存する前に、プレビューでボタンの見え方を確かめてください。
文面を変えるときの考え方
件名や本文の言い回しは、通知ごとの編集画面で変えられます。編集画面には、HTMLとShopify独自の記述(Liquid)が並んでいます。文章の部分だけを書き換えるなら、記号や {{ }} で囲まれた部分には触れないのが安全です。
文面を変えるときは、次の順で進めるとつまずきにくくなります。
- 編集する前に、今のコードを全部コピーして、メモ帳などに残しておきます。
- 変えたい文章だけを書き換えます。
- プレビューで表示を確かめます。
- 「テストメールを送信」で、自分のメールアドレスに届いた実物を確かめます。
- 問題がなければ保存します。
うまく表示されなくなったときは、編集画面の「デフォルトに戻す」で、Shopifyの初期の文面に戻せます。ただし、戻すとそれまでの変更はすべて消えます。最初にコピーを残しておくと、どこまで戻すかを選べます。
よく変えたくなる文面の例
- 注文確認メールの冒頭に、お礼の一言を入れる
- 発送までの目安の日数や、問い合わせ先を書き添える
- 予約商品や受注生産の商品がある場合に、お届け時期の案内を入れる
どれも、お客様からの「いつ届きますか」「注文できていますか」という問い合わせを減らすのに役立ちます。ただし、メールの文面は全員に同じものが届きます。特定の商品だけの案内を入れると、関係のないお客様にも届く点に気をつけてください。
送信元のメールアドレスも確かめる
見た目と同じくらい大事なのが、送信元のメールアドレスです。「設定」→「通知」の「送信者のメールアドレス」に、お店のアドレスを入れます。
お店の独自ドメインのアドレスを使う場合は、ドメインの認証をしておくのがおすすめです。認証は、管理画面に表示されるレコード(CNAME)を、ドメインを管理しているサービスに登録する作業です。Shopifyでドメインを買った場合は、自動で設定されることがあります。
認証をしていない場合や、送信元のアドレスを設定できない場合は、Shopifyのアドレス(@shopifyemail.com)から送られます。通知メール自体は届きますが、メールソフトによっては「via shopifyemail.com」のように表示されます。お客様から見て、どのお店のメールか分かりにくくなることがあるので、早めに設定しておくと安心です。
なお、GmailやYahoo!メールなどの無料のアドレスは、送信元として使うと迷惑メールに入りやすくなります。お店の独自ドメインのアドレスを用意しておくと確実です。
変えたあとに確かめたいこと
- スマートフォンでテストメールを開き、ロゴが大きすぎないか、ボタンの文字が読めるか
- 注文確認・発送通知・キャンセルなど、よく送られるメールで表示が崩れていないか
- 迷惑メールフォルダに入っていないか(独自ドメインの認証をしたあとにも確かめる)
- 海外のお客様向けに複数の言語で売っている場合、言語ごとの文面も直す必要がないか
通知メールは、お客様が注文してから最初に受け取る、お店からの連絡です。ロゴと色を入れて、送信元を整えるだけでも、受け取ったときの安心感が変わります。まずはロゴとアクセントカラーの設定から始めてみてください。
まとめ
- ロゴ・色は「設定」→「通知」→「メールテンプレートをカスタマイズ」で、すべての通知メールにまとめて反映できる
- 文面は通知ごとに変えられる。編集前にコードをコピーし、テストメールで確かめてから保存する
- 送信元は独自ドメインのアドレスにして、ドメインの認証をしておくと届きやすくなる
通知メールの文面づくりや、ドメインの設定などでお困りのことがあれば、お問い合わせからお気軽にご相談ください。