ストアを公開する前に、必ずやっておきたいのが「テスト注文」です。お客様と同じ流れで実際に注文してみると、送料や税金の計算ミス、届かない通知メール、分かりにくい購入手続きの画面などを、公開前に見つけられます。
この記事では、Shopify でお金を動かさずにテスト注文をする方法と、確認しておきたい項目、そして公開するときに忘れやすい「テストモードを戻す」作業についてまとめます。
結論:テストモードで注文し、公開前にもとに戻す
先に要点をまとめます。
- Shopify ペイメントを使っているなら、テストモードをオンにして、テスト用のカード番号で注文します
- Shopify ペイメントを使っていないなら、テスト用の決済(Bogus Gateway)を使う方法があります
- 注文の流れだけでなく、送料・税金・割引・通知メールまで一緒に確かめます
- 公開する前に、テストモードをオフに戻すことを忘れないようにします。オンのままだと、お客様が実際に支払えません
テスト注文のやり方
Shopify ペイメントを使っている場合
Shopify ペイメントには、本物のお金を動かさずに決済を試せる「テストモード」があります。
- 管理画面の「設定」から「決済」を開きます
- Shopify ペイメントの「管理」を開きます
- 「テストモードを有効にする」にチェックを入れて保存します
- ストアで商品をカートに入れ、購入手続きに進みます
- カード番号にテスト用の番号(例:Visa の 4242 4242 4242 4242)を入れます。有効期限は未来の日付、セキュリティコードは任意の3桁で進められます
テスト用のカード番号は、テストモードのときだけ使えます。ふだんのカードを入れると、テストにはなりません。
Shopify ペイメントを使っていない場合
外部の決済サービスを使っている場合は、テスト用の決済「Bogus Gateway」を一時的に有効にする方法があります。カード番号の欄に「1」と入れると成功、「2」と入れると失敗の動きを試せます。Shopify ペイメントを有効にしている間は使えないため、使える条件は管理画面と Shopify のヘルプで確かめてから進めてください。
本物のカードで試す場合
実際のカードで注文して、あとからキャンセル・返金する方法もあります。本番と同じ動きを確かめられる一方で、決済の手数料が戻らない場合があります。テストモードで流れを確かめたあと、最後に1回だけ少額で試す、という使い方がおすすめです。
テスト注文で確認したいこと
「注文が完了した」だけで終わらせず、お客様の目線で次の点を見ていきます。
| 確認すること | 見るところ |
|---|---|
| 送料 | 配送先の都道府県や購入金額を変えて、想定どおりの送料になるか |
| 税金 | 税込・税抜の表示と、合計金額が合っているか |
| 割引 | 割引コードや自動の割引が、条件どおりに効くか |
| 通知メール | 注文確認メールが届くか。文面・ロゴ・送り主の名前がお店らしいか |
| 購入手続きの画面 | 入力欄や案内文が分かりやすいか。スマホでも見やすいか |
| 管理画面 | 注文が届き、在庫が減り、発送までの操作ができるか |
注文の確認は、パソコンとスマホの両方で行うと安心です。また、お客様アカウントでログインした状態と、ログインしない状態(ゲスト)の両方で試すと、見落としが減ります。
うまく注文が完了しないときは、テストモードがオンになっているか、テスト用のカード番号を正しく入れているかを、まず確かめてください。
公開するときに忘れやすいこと
テスト注文で一番こわいのは、テストそのものより「戻し忘れ」です。テストモードがオンのまま公開すると、お客様がカードで支払えず、注文を逃してしまいます。公開の当日に、次の順番で確かめます。
- テストモードをオフにする:「設定」→「決済」で、テストモードのチェックが外れているか確かめます。Bogus Gateway を使った場合は、無効にして本来の決済に戻します
- テスト注文を整理する:テストで作った注文は、売上の数字にまぎれないよう、アーカイブするなどして分けておきます
- パスワード保護を外す:「オンラインストア」の設定で、ストアのパスワード保護を解除します
- 公開後にもう一度注文の流れを見る:公開してから、カートから購入手続きまで進めて、決済の画面が本番になっているかを確かめます
作業する人が複数いる場合は、「テストモードを戻す人」を決めておくと、戻し忘れを防げます。公開日の作業メモに、この4つを書いておくのもおすすめです。
まとめ
- テスト注文は、Shopify ペイメントのテストモードか、テスト用の決済で行います
- 注文の完了だけでなく、送料・税金・割引・通知メール・管理画面の動きまで確かめます
- 公開前にテストモードをオフに戻し、テスト注文を整理してからパスワード保護を外します
公開前の確認は、少し手間でも一度で済ませておくと、公開後のトラブルをぐっと減らせます。テスト注文の進め方や公開前の準備で迷ったときは、お問い合わせからお気軽にご相談ください。